ボトックス注射の原理
ボトックス注射はボトックスと呼ばれる
ボツリヌス毒素製剤を用いたしわの治療法です。
では、そのボトックス注射は人体にどのような影響を与え、
どのような経緯でしわの改善に至るのか?
ここではそんな疑問にお答えします。
しわ治療の原理
ボトックス注射はA型ボツリヌス毒素から
抽出した神経毒素であるボトックスを皮膚に注入し、
神経を麻痺させて筋肉の動きを止める治療法です。
筋肉を動かすのは神経・筋接合部から放出される
神経伝達物質の作用によるものなのですが、ボトックスは
この神経伝達物質の放出を強制的に止めるため、筋肉が
動きにくい状態をつくりだします。
しわにはその原因によっていくつか種類がありますが、
その種類の一つに表情筋が原因となる表情しわがあります。
表情しわは顔の表情が変化するときに起こる表情筋の
収縮に伴ってできるしわです。
したがって表情しわを改善するには表情筋の収縮を抑えて
やればよく、筋肉の動きを抑えるボトックス治療は表情しわに
対して大変有効な治療法といえます。
わきが・多汗症治療の原理
ボトックス注射ではわきがや多汗症の治療にも
非常に効果的だとされています。
ボトックス注射はしわ治療の原理で述べたように
神経毒素によって筋肉の動きを制限する働きがあるため、
汗を送り出す筋肉の動きも制限することが可能です。
したがって、わき等の汗が気になる部分にボトックス注射を
施すことで汗の分泌を抑え、わきがや多汗症の症状を緩和
することが可能となります。